「今始めないと、先に上手くなっちゃうよ。」
従兄弟のコウちゃんの一言で、21歳の時に渋々始めた。
私は「ゴルフ」がとても嫌いだった。
幼少の頃、父親が自分と遊んでくれない「理由」がそれだと思っていたからだ。
父親は、夜になると裏通りで「タバコのフィルター」を路面に立て、
それをティーがわりにして素振りに勤しんでいた。
昭和40年代のその光景は、セピア色に霞んで思い出される。
ゴルフばかりの人生だった。
それが子供心に何かネガティブなイメージを持ってしまっていたのだ。
その親父に言われた遺言のような一言。
「5月と6月は借金してでもやれ」。
そのくらい、この季節のゴルフは気持ち良い。
「緑の麻薬だ」
親父はこうも言っていた。
その季節にコースに出かけると、親父の声が聞こえてくる。
ゴルフをしなくなって、1年半が経とうとしている。
太平洋アソシエイツのメンバーになってからは、
年間100ラウンドが当たり前だった。
お陰で目指していたシングルにもなれた。
100万分の1の確立といわれる奇跡「アルバトロス」も取れた。
毎週ゴルフしてても2000年くらいかかるとか・・・。
でも「ゴルフ以外にやれてないこと」が沢山あるから、今は " おやすみ " してるだけ。
また「緑の麻薬」が恋しくなったら、コースに戻るつもりです。
ちょっと デブ (笑) カッコイイ!
真ん中に描かれている女性・・・ん? どっかで見たことあるな (笑)
それじゃあ、また。