ブルーオーシャンでしか泳げない

日本とアジアで展開中のブランド「1carat」のCEO。 創業25年のデザイン会社主宰。撮る・歌う・弾く。

エーゲ海の真珠

私が幼少の頃にレコードで聴いていたのはロックだけではなく、

カラベリやパーシー・フェイスなどが映画音楽を奏でた、

いわゆるサントラ盤ではないカバーチューンだった。

 

このブログのタイトルに掲げた「エーゲ海の真珠」は1970年リリース。

言わずと知れたポール・モーリアの名曲中の一曲だ。

 

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ポール・モーリアには数え切れないほどの名曲があるが、

とりわけこの曲は私の中の " ベスト・ポール・モーリア " である。

 

ピアノとブラス+ストリングス隊にスキャットが自然に融合する。

優雅なメロディなのに身体が揺り動かされるのは、

土台を導く、古きゆかしき " ランニングベース " と

やたら煽りまくる " ドラミング " のせいだろう。

こういうおかずの入れ方は今どきしないと思うが、

ドラムの醍醐味は、タムとハイハットを絡めた " オカズ " に尽きる。

 

特に後半のリピート部はもっともっと繰り返して欲しくなってしまう。

そしてヴァーチャルタクトを振り回す自分に酔う。

 

今聴いても、そのアレンジに心が震えてしまうのだ。

 


Paul Mauriat _ エーゲ海の真珠 _ Penelope _ ポール・モーリア・グランド・オーケストラ

 

う〜ん。ABBAのダンシング・クイーンばりに何度聴いても飽きない。

さて、あなたのベストポール・モーリアは何だろうか?

 


それじゃあ、また。